2025/3/24 自分もカメラも花粉まみれ … スギ花粉の粒々感を撮る(栗東市)

スギ花粉の粒々感を、うまく出せる方法を考えたとき、背景は暗いところでなければならない。ただ、暗い背景を無視して、スギの雄花の露出だけを考えて撮影すると、背景が単なる黒バックになってしまう。自然な背景で、なおかつ、花粉の粒々感が出る露出を探る。花粉の動きを止めるにはストロボは必需品。ただ撮るだけでは、花粉が流れて写る。この写真は、F16、ISO320、1/60でストロボ使用。自然な感じで背景も出て、それなりに花粉の粒々感も出た。撮影終了時には、自分もカメラも花粉まみれ。積もる花粉を振り落とす。
(Canon6D ISO 320)

2025/3/17 正面顔、先週に続き … エナガとご対面(草津市)

先週掲載したメジロがよく来るサザンカの横に、ヨシが小さな群生を作っていて、エナガやシジュウカラ、時々ベニマシコなどが、枯れたヨシの茎に潜む虫を狙ってやって来る。鳥たちは、小さな嘴でパチパチ音を立てながら、茎を削り、虫を取り出す。餌の少ない時期は、貴重な食べ物になるため、度々ここを訪れる。ヨシ群生が小さいのが、こちらにとっては、ラッキーなことで、その前で待っていれば、10m以内で、彼らを撮影することができる。その上、ここの鳥たちは人慣れしているため、彼らから近づいて来てくれる。
(Canon6D ISO 400)

2025/3/10 正面顔を集めています … メジロとご対面(草津市)

野山の生き物たちの、正面顔を集めはじめた。哺乳類、野鳥、昆虫、両生爬虫類など、機会があれば、どんどん撮っていくと決めている。先々週に掲載したシロハラ写真も、その一つ。今回はサザンカの蜜を舐めにきたメジロ。ここのメジロは、人慣れしていて、すぐそばで撮影していても、こちらを気にすることはない。ただ、レンズを構え直したりするときに、レンズを上げ下げすると、ちらっとこちらを見る。その瞬間をワンショット。サザンカの花もそろそろ終わり、後を追うようにツバキが咲きめる。今度はヒヨドリ正面顔かな・・
(Canon6D ISO 100)

2025/3/3 早くも営巣開始です … クモの糸を引っ張り出すエナガ(京都市)

京都府立植物園のエナガは、早くも営巣モード。枯れ葉に包まれるように、隠されていたクモの巣を発見。嘴で糸を引っ張り出して、適当な大きさにまとめ、針葉樹林展示の方向へ運んでいく。越冬用と思われるクモの巣は、僕の目線の高さにあり、エナガの習性として、またここへ戻ってくることが分かっているので、すぐそばに待機して帰りを待つ。案の定、10分後に再びやって来て、糸を引っ張り出しては嘴でまとめていく。今度は、それをすぐそばで撮影させてもらう。 300mm手持ちでのワンショット、ほぼノートリミング。
(Canon6D ISO 200)

2025/2/24 「何見てんだよ!」 … シロハラ食事中(京都市)

雪のちらつく京都植物園。定点撮影を終えてから、100mmマクロを300mmに変えて、ぶらり野鳥撮影。天気が不安定で、冷え込みが強いせいか、人影がまばら。いつもは野鳥カメラマンを大勢見かけるカワセミ池も、誰一人いない。カワセミも、のんびり魚捕り。そんなカワセミを、数カット撮影し、桜展示あたりを歩いていると、四季桜の根元で、シロハラが落葉めくりの最中。すると大きなミミズを発見、嘴で引っ張り出し、丸呑みにかかる。大きさにちょっと手間取るが、こちらを見ながら一気呑み。「何見てんだよ!」・・・
(Canon6D ISO 100)

2025/2/17 待ってました! … ナミアゲハの蛹に雪(京都市)

ユズの木で越冬するナミアゲハ。ナミアゲハは蛹で冬を越す。蛹を見つけたのは10月5日、緑色の葉に隠れるように、緑色の蛹は保護色になっていて、そこにあると分かっていても、「あれ、どこだっかな?」と探してしまう。「越冬の写真」とする場合、常緑樹は冬の感じが伝わりにくく、やはり雪が必需になってくる。京都にも、その雪がようやくやって来た。三脚をしっかりと立てて100mmマクロで、引いたり寄ったり、もう一つ見つけておいた蛹も大急ぎで撮影。日が当たりはじめると、あっという間に雪が消えてしまう。
(Canon6D ISO 100)

2025/2/10 アキニレ好き … アトリ食事中(草津市)

ここ数日、アキニレの木にアトリの群れが食事にやってきている。渡りの途中なのか、ここで一冬過ごすつもりか分からないが、一心不乱にアキニレの果実を口に入れ、種子を食べている。警戒心は薄く、近づくことは容易だが、アキニレは細い枝が多く、撮影したい鳥の前に何本もの枝がかぶってしまう。前回掲載のコゲラも、このアトリも300mm手持ち撮影で、ほぼノートリミング。こちらがじっと動かなければ、鳥の方から撮ってほしくてやって来る。これが僕の長年の経験から得た野鳥撮影の極意。慌てない、慌てない・・
(Canon6D ISO 100)

2025/2/3 秘密の赤色 … コゲラのオスに隠された赤い羽根(草津市)

日本で一番小さなキツツキ、コゲラ。一見するとオスもメスも同色に見えるが、オスの頭には秘密の赤色チャームがある。少し興奮したりした時に見えるチャームは「なぜそんなに赤い」と言わせるほどの鮮やかさ。光は順光、300mmレンズでは、画面からはみ出してしまいそうな距離から撮影しているため、普段よりその赤色が鮮やかに見えた。彼は、このチャームを見せびらかしながら、こちらへ、こちらへと近づいてきた。なかなかじっとはしてくれないが、そんなに撮ってほしけりゃ、撮ってやる・・と気合を入れたワンショット。
(Canon6D ISO 100)

2025/1/27 待ち人来たらず … サザンカにはメジロだけ(滋賀県草津市)

ここ数日、早春のような暖かさで、越冬していた虫たちが、飛び回っていたりする。冬に目覚めてしまった虫たちが、もしかしたらサザンカに吸蜜に来るのではないかと、待ち伏せしていたのだが、訪問客はメジロだけ。メジロはサザンカの蜜が大好物で、警戒心も薄く、撮り放題。狙っていた虫たちが来てくれないので、顔が花粉だらけになったメジロを狙うが、何度も蜜を舐めている割に、顔がきれいなまま。これでは「花園のメジロ」にしかならない。さて、目覚めてしまった虫たちは、どこでエネルギー補給しているのかな・・
(Canon6D ISO 100)

2025/1/20 水鏡の美女 … ヨシ刈り株のジョウビタキ(守山市)

琵琶湖近くのヨシ原、ヨシ刈りの終わった切り株に、ジョウビタキのメスがやって来た。この日は、風もなく水面は水鏡の状態。水鏡に映る美女を撮影するため、撮影画面は縦位置にする。この子は、すぐ近くで、ヘクソカズラやノイバラの実を食べる姿を撮らせてくれたり、こんなオシャレ写真を撮らせてくれたり、最高のモデル美女。こんなタレント性の高い生き物ばかりだと、こちらはとても助かるのだが、そう簡単に出会うことはない。なので、ラッキーな出会いを生かし、あれやこれやとワンショットずつ・・
(Canon6D ISO 100)

2025/1/13 あら珍しい、岸辺近くに … 琵琶湖のホオジロガモ(草津市)

普段は、琵琶湖の沖で小さく見えるホオジロガモが、この日は湖岸近くにいた。昨年の暮れにハジロカイツブリを見た場所と同じ。このあたりでは、スズガモも湖岸近くに数羽で群れていて、300mmレンズで、そこそこの大きさに撮れる。ホオジロガモは岸沿いに潜水を繰り返していたため、潜っている間に少し近寄り、また潜っている間に少し近寄り、「だるまさんがころんだ」方式で駆け引きしながらの撮影になった。「ただ、そこにいる」という写真なので、写真としては、面白みがないが、駆け引きを楽しんだワンショット。
(Canon6D ISO 100)

2025/1/1 新年のごあいさつ

新年のごあいさつ 2024年、僕自身がお世話になった方、僕の作品をご覧いただいた方、しばらくお会いできていない懐かしい方々へ・・
感謝の気持ちを添えて、「音の年賀状」をお届けします。

2024/12/23 ルビー色のまなざし … 琵琶湖のハジロカイツブリ(草津市)

先日、久しぶりに水鳥を眺めながら、琵琶湖岸をゆっくりと歩いてみた。日差しはあったものの、風が少々強く、体感としては、かなり寒いと感じながらの散策になった。水鳥の数は少なく、体色の白い、冬羽のカンムリカイツブリだけが目立っていた。ただ、この日は、ハジロカイツブリが岸近くにいて、どんどん近づいてきてくれた。その間、一度も潜水することなく、水上を飛ぶアカムシユスリカを食べているように見えた。おそらく食事に夢中で、僕の存在に気付かなかったのだろ。ルビー色のまなざしを、すぐそばでワンショット。
(Canon6D ISO 100)

2024/12/16 小春日和 … ムラサキツバメは、寝たり起きたり(草津市)

初冬のマテバシイにムラサキツバメが飛んできた。成虫で冬を越すムラサキツバメは、一か所に集まって集団で越冬する習性がある。今の時期、気温の低い朝のうちは、1枚の葉に集まって眠っているが、日が昇り、気温が15度ほどに上がって来ると、倒していた羽を起こし、日当たりのよい葉に向かい飛びはじめる。そして羽をいっぱいに開き、長い時間日光浴をする。起きたては、警戒心が薄く、すぐ近くで羽を広げたようすを撮影することができる。そして午後1時ごろになると、朝いた場所へ戻ってきて、再び集団になる。
(Canon6D ISO 100)

2024/12/09 虹色の集団越冬 … 小さなキモグリバエ(草津市)

マテバシイのドングリを撮影していると、少し奥の葉に日の光が差し込んでいて、そこに何か虹色の小さな塊が見えた。「あれは何?小さな甲虫?」・・近づいてみると、なんと、体長3mmほどの、小さなハエの集まりだった。光の当たる角度で、それぞれの羽が虹色に見えて、それが並んで塊になっているため、葉が輝いて見えていたのだ。ハエの名前は、全く分からないので、帰宅してから調べてみると、キモグリバエの仲間らしいことが判明。集団で冬を越すことが記されていた。規律正しい整列に感心させられたワンショット。
(Canon6D ISO 100)

2024/12/02 街の朝 … ベランダからのトワイライトタイム(草津市)

日の出前や日没後に、空の色が茜色や深い青色に変化する時間帯を、トワイライトタイム、マジックアワー、ブルーモーメントなどと呼ぶことがある。この時間帯の空は、誰が撮っても、それなりに芸術的な写真に見える。この日の日の出は6時41分と記されているが、金勝山がある分それよりも遅くなるはず。この写真の撮影時間は6時12分、太陽が山の端から顔を出したのが6時56分。刻々と空の色が変わっていく、日の出の定点を撮ってみたが、完全逆光なので、RAW現像時に色味を合わせるのが、少々難しい。
(Canon6D ISO 100)