2026/2/23 卵が剥き出し … ジョロウグモの糸を集めるエナガ(草津市)
先週に続き、エナガの巣材集め。今回はクモの糸を採集する場面。この時期、クモの巣が張られていることはなく、もっぱら木の幹や葉に付着した糸を集めている。今回、巣材にされたのが、ジョロウグモの卵塊を覆っていた糸。ジョロウグモは秋の終わり、木の幹に卵を産み、自らの糸で保護するようにそれを覆う。エナガは、糸を嘴にくわえたまま、自分の体重を利用し、ぶら下がるようにして糸をむしり取る。巣の外壁で目立つ白色は、六角形のテント状になったコクサグモの卵塊を覆う糸。次はウメノキゴケ集めを狙ってみようかな・・
(Canon6D ISO100)
2026/2/16 早くも巣作り … エナガの巣材集め(草津市)
「チュルチュルジュルジュル」二羽のエナガが鳴き合いながらやって来た。一羽がクスノキの枝に止まると、枝に付いたコケをむしり取るように採集しはじめた。もう一羽は、アラカシの葉に付着した昆虫の繭のようなものから、糸を引っ張り出している。早くも巣作りを開始しているらしい。エナガの習性からすると、一度巣材に都合の良いものを見つけると、何度もそこを訪れることが分かっている。先ほど、コケを集めていたクスノキの下でしばらく待ってみることに。「チュルチュルジュルジュル」・・来た来た!予想通りのワンショット。
(Canon6D ISO100)
2026/2/9 なぜ泣くの … 琥珀色の樹液はスギの木の涙(栗東市)
もう何年も前から、1本のスギの木は泣いたまま。幹の触れながら、なぜ泣いているのか尋ねてみても、答えは返ってこない。かなりの大木で、見上げると、はるか上の方からも涙は流れ、地面近くの幹からも涙を流している。その涙は赤色だったり、黄色だったり、太陽の光を透かして見ると宝石のように輝いて見える。かなり粘着力がありポタポタと落ちてくるわけではなく、涙の雫をつなげたように落ちてくる。季節に関係なく1年を通して泣き続けているこのスギは、いったいどうなるのだろう。見た目には健康そうに見えるのだが・・・
(Canon6D ISO100)
2026/2/2 11月から滞在中 … オオキンカメムシの越冬(草津市)
11月下旬、マテバシイの葉裏にいる、大きな赤い昆虫を発見。真下まで行ってよく見ると、それはオオキンカメムシ。僕は生態を良く知らないので、調べてみたところ、南方系の昆虫で、日本が生息域の北限になるらしい。常緑樹の葉裏で集団越冬するとも書かれているが、この個体はたった一匹で越冬している。仲間から、はぐれてしまった個体なのかもしれない。日当たりの良い場所にいるのに、全く動かったので、死んでいるのかとさえ思っていったが、つい最近、少し奥へ入り込んだ。春が来るまでもう少し、ここで休んでいきなさい。
(Canon6D ISO100)
2026/1/26 降雪翌日の琵琶湖 … 静かな湖面にコハクチョウ親子(守山市)
先日、彦根から北には大雪警報が発令されて、滋賀南部にも雪雲が流れ込み、比良山山系も雪の装いになった。その翌日、空は青く晴れ渡り、琵琶湖の湖面も空を映し、真っ青な水面を見せていた。そんな琵琶湖の風景を撮影している中で、沖にコハクチョウ親子の姿があった。青い湖面に真っ白な体が映えていて、逆立ちしながら、盛んに水草を食べているようだった。湖岸の水際に座り込み、ようすを見ていると、背景に湖北の雪山が入り込む位置に移動してくれた。綺麗な湖面にコハクチョウだけがいる風景を、ローアングルでワンショット。
(Canon6D ISO100)
2026/1/19 撮影フィールドより … 雪の比良山とたなびく雲を見る(栗東市)
僕の撮影フィールドのひとつ、栗東市の金勝山はここ最近、あちこちでスギ、ヒノキの伐採が進み、今まで木々に隠れていた風景を、新しく見渡せる場所ができている。冬越し撮影途中に通りかかった林道から、たなびく雲の上に雪の比良山が頭を出している風景が目に留まり、ワンショット。霞んではいるが、雲の下が琵琶湖、画面手前が栗東市、奥に草津市、右に見える高層のビルが守山市あたり、それより右が野洲市、うっすらと琵琶湖大橋が見えていて、それを渡ると大津市、ざっとそんな眺めになる。さてと、冬越し林道に向かいましょ・・
(Canon6D ISO100)
2026/1/12 顔を寄せ合い越冬中 … ムラサキツバメの冬越し(草津市)
マテバシイの葉上で集団越冬するムラサキツバメ、多いときは1枚の葉上に15匹以上いることもあれば、10匹前後、5匹前後と、越冬する木によってさまざまである。それも一定しているわけではなく、暖かい日に外へ飛び立つ個体もいて、その葉にいる数が常に変化する。葉に当たる日光の角度が影響するのか、ある日全く姿を消してしまうこともある。出会った2匹の個体は、おそらくオスとメスではないかと推測していて、斑紋の濃い右がオスだと判断している。顔と顔を寄せ合い、横向き寝で越冬する微笑ましい姿をワンショット。
(Canon6D ISO100)
2025/12/29 今年もあとわずかですね … 小春日和の琵琶湖(長浜市)
琵琶湖の湖北、穏やかな小春日和、静かな湖面が冬の日にキラキラ輝いていて、白い飛行機雲がまっすぐ湖西方面へ伸びていきます。飛行機雲が出はじめたということは、天気が下り坂なのかもしれません。この写真は、普段は琵琶湖に浮かぶ小島、奥の洲から撮影しています。この日の琵琶湖の水位は−72cm、湖岸から奥の洲まで歩いて渡れるくらい水が引いていました。今年もあとわずかです。来年が今日の琵琶湖のように、穏やかで静かな1年になると良いですね。今年、写真をご覧いただいた皆さま、どうぞ良い年をお迎えください。 飯村茂樹
(Canon6D ISO100)
2025/12/22 それで見えているの? … コハクチョウの瞬膜(長浜市)
先日、琵琶湖の渇水撮影に行ったついでに、湖北の水田でコハクチョウ撮影。この日は小春日和の陽気で、琵琶湖は青く、静かで穏やかで、渇水風景を撮影するには絶好の撮影日和。この日の水位は−72cmで、奥の洲と湖岸は完全につながっていた。撮影後に道の駅で昼食、コハクチョウを探しながら農道を南下。「あ!いたいた」100羽ほどが水田で採餌中。泥水に顔を突っ込んで、ビチャビチャ音を立てながらイネの根を食べている。どのコハクチョウも顔が泥だらけ。顔を上げた瞬間、目を保護するため瞬膜も泥だらけ。それで見えているの?
(Canon6D ISO100)
2025/12/15 ホテル真上に十六夜 … 日没後の朱色の月(草津市)
12月6日、日の入りは16:44、月の出はその1時間後の17:47。この日は満月の翌日、十六夜。ビルの間から昇りはじめた月は、夕日の残照で朱色に染まっていた。月は右斜め上に昇りながら、18:14、草津駅前にあるエストピアホテルの真上に移動してきた。前日の満月も撮りたかったのだが、月の出の時刻、この方向は厚い雲に覆われていて、撮影することはできなかった。月だけ撮影するならば、月だけの露出を設定すれば良いが、街明かりを同時に写し込むとなると微妙な露出調整が必要になる。ギリギリこんなところがだろうか・・・
(Canon6D ISO100)